最初の家は日本からネットで探した家だった。

同じバークリー生が住んでいるという事で、ちょっと学校からは遠いが、

ここに決めた。


しかし、、、

着いてみたらまるで「ゴミ屋敷」(笑)。

という事で、アメリカ到着から一週間、ほんとに毎日Clean up作業で大変だった。

手伝ってくれたルームメイト、


「ホントこれはひどいですよね〜」


って、やったのはお前だろうが(笑)!!

という事で一週間かけて綺麗にした部屋がこんな感じ。


そしてここの建物を一括で借りている彼は学校にも行っていない、いわゆる「不法滞在者」。

どうやら母国ではかなりのお金持ちのお家柄らしいが。。

まあそれにしても異国で遊びほうけております(笑)。

僕らが払った家賃は大家に払わず滞納するし、電気代ガス代ももちろん滞納。

いやはや、まずい所に引っ越してきたぞ(笑)。



という事で実はこの家は約一ヶ月ちょっとで引っ越しました(笑)。

立地環境はよかったんだけどね〜。

この「アメリカ〜!」っていう感じの家も好きだったんだけど。


まあ後で分かったのだが彼らは、バークリーに良くいる「ニート的学生」。

目的も無いまま、母国にも帰れず取りあえずアメリカにいる、といった感じの学生。

でもなぜか意外にこういう人が多いんです!



残念だが、今のバークリーは本当に良くない。。。

多分十数年前まではこんな事は無かったのだろうが。。。


まず音楽大学なのに入学の前に「演奏」のテストすら無い。。

最初は信じられなかったが、これが現状。

この為か、ちょっと楽器が出来るからという理由で「語学学校」的なノリで

在籍している学生も少なくない。

まあそんな感じなので同じ学校内で異常なほどのレベルの差が生まれている。

バークリーの中で「ちょっと演奏ができる」と鼻にかけている日本人のレベルは、

そこいらの日本の大学のジャズ研のレベルよりも低い。

笑ってしまうが、ホントこれが現状。。。


世界中からうまい学生も来ているが、彼らは別にバークリーに来なくても

充分やっていけるような連中だ。


僕の場合、ただ単純に『集中して練習がしたい!』という目的で、準備時間も

ほとんど無かったので、逆にこれを利用して「バークリー」を選んだ訳であるが。

行く前から「今のバークリーは良くない」という噂は聞いていたが、でもここまで

ひどいとは思わなかった。。


こんな風に色々書いているが、ボストン生活自体はは楽しかったし充実していました。

良い友達にも出会えたしね。

充実の1年間を過ごさせてもらいました!





 

一件目